私の徒然草

この書き留めは己を見つめ直す反面教師

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サハラ砂漠の化石 - 2014年11月モロッコ雑感(7)

西サハラの郊外に位置するエルフードは、主にヨーロッパに出荷され、「イタリアンマーブル」と呼ばれる最高品質の大理石を産出する小さな町である。 昔は原石である大理石を手作業でカットしていたが、現在は機械で薄い板にスライスし、やはり手作業で研磨し…

サハラ砂漠 - 恐竜の発見 - 2014年11月モロッコ雑感(6)

モロッコのツアーに出かけたのは2014年の11月で、その 3 ~ 4 カ月前に学者グループがモロッコのサハラ砂漠の西側で新しい恐竜の化石を発見した。 この地域はかつて海につながる川であり、これらの新しく発見された化石は恐らく水陸両棲の恐竜であり、このた…

サハラ砂漠 - 2014年11月モロッコ雑感(5)

私達は、サハラ砂漠のモロッコ側への唯一の入り口の町であるシェルぎからサハラ砂漠へ。 でこぼこの道を四輪で2時間ほど走ると、ようやく広大な荒れた砂利の平原にたどり着く。 さらに 1 時間ほど走ると、息をのむようなサハラ砂漠の始まりに到着する。 どこ…

ヴォリビリス遺跡 - 2014年11月モロッコ雑感(4)

ヴォルビリスは、紀元前1世紀から紀元後2世紀にかけてモロッコに建設された17のローマ植民地のうち最大の規模で、 ユネスコ世界遺産の一つでもある。 遺跡は海辺やフェズ川の河口から遠く離れた場所に位置する。 当時、これは西ローマ地中海帝国の非常に重要…

ラバトへの道 - 2014年11月モロッコ雑感(3)

1912年から1956年までのフランス保護領時代の首都ラバトに向かう途中、私たちはカサブランカの南部を通過した。 そこは大規模なスラム街で、土で出来た壁に四角い穴が1つだけある箱が果てしなく並んでいた。 明りも水もなく、入り口さえ見えない。 これらは…

カサブランカ - 2014年11月モロッコ雑感(2)

朝 5 時にカサブランカ国際空港に到着。 外を見ると土砂降りだ。 旧式の移動梯子が取り付けられ大雨の中一段、一段降りて小型の移動バスに乗り込む。荷物が一時間以上出てこない。 一週間ほど前から空港職員のストライキだそうで、何時スーツケースが出てく…

JFK - 2014年11月モロッコ雑感 (1)

いよいよモロッコに向かう。 4:20pm、NY , 発。JFK のエアーフランスのラウンジで出発を待つ。 さすがエアーフランスのラウンジだけあってフランス 語が飛び交い、アメリカの航空会社のラウンジと違い、パソコン やiPadを使っている人を見ない。 カルチ…